死亡届の手続き

お亡くなりになられてからの死亡届・役所への出し方 

はじめに、死亡届の手続きを経験されたことがある方は非常に少ないのではないでしょうか。しかし、家族が亡くなった後は非常に慌ただしく、手続きの方法を調べる時間を作るのは難しいと思います。

いざという時の予備知識として、参考にして頂ければと思います。

■ 用意するもの

① 死亡診断書、死亡届(A3サイズの用紙で横向き、左側が死亡届、右側が死亡診断書になります。併用形式が殆どです。)

② 届出人の印鑑

 

■ 流れ

① 多くの場合は、死亡が確認された病院で死亡診断書をもらうことが出来ます。

② 死亡届を記入

→死亡診断書を医師から受け取ったら、その死亡診断書の右側にある死亡届に必要事項を記入しましょう。

記入する項目は死亡者の氏名、性別、生年月日、住所とその世帯主氏名、死亡者の本籍とその筆頭者氏名、死亡者の婚姻状況など細かな項目が設定されています。その他、死亡届を提出する届出人に関する項目もあり、死亡者の関係のほか、氏名と生年月日、住所、連絡先等を記入します。

③ 死亡届を提出する

死亡届の記入が完了したら、役所に届け出ます。ここで注意が必要なのが、届け出る役所は決まっているという点です。

届け出る役所は死亡者の死亡地・本籍地又は届出人の所在地の市区町村の役所と決められていますので注意して下さい。窓口は戸籍を取り扱う窓口と同じ場合が多いです。市区町村により異なりますので、それぞれの市区町村でご確認下さい。

※役所への死亡届の出し方

弊社では、役所への死亡届はサービスで代行させて頂いております。伴いまして、ご不明な点がございましたら、ご相談下さいませ。

 

by Y

 

守り刀の意味

葬儀を経験したことのある方なら、見た事があるかと思いますが、故人を安置したお布団の上、そして納棺した後は柩の上に、刀を置く風習があります。

身を守るため身にいつも身につけている短刀、護身刀と言われており、この刀は故人に悪霊などが近寄ってこないように、魔除けのために置かれるとの由来があります。

by Y

御位牌と供養について

■ 亡くなった人の死亡年月日を記してお祀りするのが位牌です。

位牌は、

日本古来の故人霊を宿した木の札が、やがて位牌へと変化していきました。元々お釈迦様の仏舎利を収めた仏塔が変化したものとも聞いた事があります。故人様を仏(ほとけ)として祀っています。御位牌に故人の生前の人となりを、いわゆる戒名として記し、お仏壇などに安置し、手を合わせ偲びます。つまり、御位牌の存在そのものが故人の生きた証しでもあるのですね。

 

■ 四十九日の法要までは、仮の位牌として「白木位牌」を祀ります。

白木位牌とは、

葬儀のときに祭壇上に置かれ、忌明けまでの四十九日間、後飾りに置かれます。

四十九日法要の際に本位牌に魂をうつした後は、白木位牌には魂は残っていない為、お焚き上げして頂くことになります。

方法としては、

・菩提寺や法要に来て下さった僧侶に頼んでお焚き上げをしてもらう

・仏具店で回収して、お焚き上げしてもらう

・納骨の際に一緒にお墓へ納めてもらう (こともできるようです)

■ お位牌の呼び名と謂れ

葬儀の時にお墓に持って行って供える位牌を「野位牌」、四十九日まで祭壇に祀る位牌を「内位牌」とも言います。四十九日の法要の時に、「本位牌」を作ります。

これは、故人が亡くなってから四十九日後、故人の霊魂が浄土に往生する、あるいは転生先が決まると考えるからです。

「本位牌」には漆を塗り金箔や金粉などで加飾した「塗位牌」、あるいは黒檀や紫檀などで作られた「唐木位牌」があります。

 

また、生前中にあらかじめ戒名、法名をつけてもらい、位牌を作ることもあり、この位牌を「寿牌(逆修牌)」と言います。

配偶者を亡くした時に、配偶者とともに自分も戒名を授かり、位牌をつくって並べて安置するという方もいるようです。

 

本位牌の形や大きさには、いろいろあります。

故人一人に一基ずつ作られる台座に札板が付いた「札位牌(板位牌)」

屋根や扉のついた枠に複数の位牌をおさめた「繰り出し位牌(回出位牌)」

札位牌の大きな「屏位」があります。

 

「繰り出し位牌」は数枚の札板をご命日の順に重ねて入れておき、ご命日がすむと後にまわして常に次のご命日を迎える札が表にくるようにします。

何代にもわたって多数の位牌がお仏壇の中にあるという場合は、三十三回忌や五十回忌に先祖の位牌にまとめるか、「繰り出し位牌」、「屏位」にまとめます。

また、壇那寺で供養してもらう位牌は「寺位牌」と言います。

禅宗ではこれを「本位牌」と呼んでいます。

 

■ 浄土真宗では

浄土真宗では位牌は用いません。菩提寺にある法名軸か過去帳に故人の法名を書いて頂きます。浄土真宗は先祖供養という考えがありません。他界すれば、西方極楽浄土で仏になります。ですから、手を合わすのはご本尊です。塔婆も建てませんし、位牌もなく、過去帳に記録します。

■ 開眼について

塗り位牌を買い求めても、開眼をしていなければ、ただの「板」です。開眼をして頂いて「お位牌」になるのです。位牌が出来たら、菩提寺の住職に開眼をお願いします(入魂式ともいいます)。位牌を作る時、仏壇も新しく購入した場合にはご本尊も一緒に開眼をして頂きます。ご自宅での法要、もしくは菩提寺に位牌・ご本尊・他お供え物等を持込んでの法要も可能です。その時に、白木位牌のお焚き上げも頼んで下さい。その際の、お布施は1万円程度です。(掛からないこともあります)

仏壇にある過去帳にも戒名を記入して頂きましょう。お布施として戒名料と開眼料は別となります。お墓を新しく建立した時も開眼法要が必要です。だいたい納骨時に一緒に行っているようです。お布施はお寺や墓地によって様々ですので相談が必要です。

皆様のご参考になれば幸いです。

By N

 

 

 

男性略式喪服(ブラックスーツ)

近年のご葬儀では喪主様といえども、正式喪服(紋付羽織袴orモーニングコート)をお召しになる方はなかなかいらっしゃいませんので、ご葬家の方も一般の会葬者の方々も、男性はブラックスーツをお召しになる機会が一番多いと思います。

ブラックスーツでの装いを確認してみましょう。

■ スーツ…ダブル・シングル・三つ揃いのいずれでも大丈夫です。裾はシングルです。

■ シャツ…白無地のプリーツなし。襟はレギュラーカラーがよいでしょう。

■ 開襟シャツや色つきシャツ、スポーティーな物は不可です。

■ カフス…無、又は銀台に黒オニキスなど控え目に。

■ ネクタイ…黒無地。結び目はディンプル(くぼみ)をつけないようにします。

■ ネクタイピン…使用しません。

■ 靴下…黒または紺。靴を脱ぐ事もございますので白ですと目立ちます。

■ 靴…金具の無い艶なしの黒。ストレートチップ・プレーントゥ等。

■ エナメルやスエード素材も避けた方がよいでしょう。

■ 防寒具…コート・マフラー・手袋など毛皮や革製品以外の黒で。

注意:カジュアルなデザインやダウンジャケットも避けた方がよいです。黒がない場合、紺・グレーでも可です。

■ アクセサリー…結婚指輪以外は外します。

■ ポケットチーフ…基本はつけませんが、黒なら可です。

■ 腕時計…派手でないもの(黒ベルトなど)は着けていても問題ないとされますが、気になるようでしたら外しておいてもよいでしょう。

これらは一般的な事を書いてございますが、宗教・地方・親族のマイナールールがある場合もございます。

出来れば年長者の方にご相談されるとよろしいかと思います。

皆様のご参考になれば、幸いです。

by  K

 

戒名とは、

出家と言う言葉がありますが、お坊さんは皆、家を出ているので

戸籍上の名前も変わるのはご存知でしょうか?

お坊さんの名前は皆、戒名で呼び合います

一休さんも戒名ですね。

昔は生前に戒名を頂いていましたが、現代では死後戒名を授かるケースが多いですね。

 

戒名とは...

受戒した人に与えられる名前と言われています。

仏門に入った証であり、戒律を守る印として与えられます。

戒律とは、仏弟子になった以上悪い事は出来ないという法律みたいなものです。

その法律を守らなきゃいけないのですね、「嘘はつかない」「動物は食べない」など

かなり厳しい決まりを守らなきゃいけないのです。

仏様になった以上、幸せを周囲に与え続けてくださるでしょう

 

戒名は基本的に以下の4つの構成からなっています。

院号、道号、戒名、位号からなります。(院号がない人が殆どです。また、実は、院号以上の位もあります。こちらは、また次回ご説明致します。)

 

例) ○○院△△□□居士(=コジ(男性に用いられる)、大姉=タイシ(女性に用いられる))

 

○○が院号、△△が道号、□□戒名、居士(大姉)が位号となります。

 

◆ 院号

生前からお寺に貢献した人や、社会的に貢献度の高い人が、戒名の上位としてつけるものとされています。

 

◆ 道号

仏道に励み究めた人への出世の称号。この位置に宗派名が入る場合があります。

 

◆ 戒名

基本的に2文字で表現されます。戒名に関しては、身分の上下に関係はありません。

これは、仏の世界が平等であることを表しています。

 

◆ 位号

戒名の下につけられる居士や大姉という文字のこと。性別や年齢、社会功績などによりことなる。

居士や大姉以外に、普通戒名と言われる(信士・信女)、お子様の場合(童子・童女)、水子はその名の通りです。

 

注意: 戒名と言わない宗派もあります。

例えば、浄土真宗や日蓮正宗では「法名」といい、日蓮宗では「法号」といいます。

浄土真宗ではお釈迦様の「釋」という字が必ず入ります。

普通法名は3文字、院号が付いても6文字が本来の法名です。

by  O

 

仏花

本日はお葬式に使われる仏花についての豆知識をご紹介させて頂きます。

最近は昔程仏花として使用する花に決まりというのはなくなってきましたが、昔は基本的に刺のあるもの・毒のあるもの・匂いの強いものはタブーとされていました。また花祭壇といっても白を基調とした祭壇が多かったようです。

しかし近年では、好きな花で愛する大事な人を送り出したいという考えが広がり様々な花が使われるようになり色も沢山の種類を使い華やかな祭壇が主流になりました。

弊社でも薔薇が好きだった方にはバラをメインとした薔薇祭壇を作らせて頂いたり、ユリが好きな方には沢山の種類のユリを使った祭壇を作らせて頂きました。

ご自宅の庭先に咲いている桜を祭壇に入れさせて頂いた時もございます。

使用する花だけでなく、好きだったことを花で表現することもできます。

祭壇に使用されているお花は最後にお棺の中にいれてお花いっぱいにします。

昔ながらの風習も大事ですが、やはり愛する人を最後に好きなものに囲まれて華やかに送りだせることが幸せなんだと思います。

by O

 

焼香の種類

■ 立礼焼香(遺族や会葬者が遺影の前で立った状態で順次焼香していく形式。)

1)祭壇に進む

2)合掌

3)抹香*を捧げる (抹香*とは、細かくなっている香で香炉にパラパラ落とすものです)

4) 抹香を静かに香炉の中へ落とす(回数は宗派により、変わる。)

5)合掌

6)後ろ向きのまま2、3歩下がる

7)向きを変え、遺族に一礼する

 

■ 座礼焼香(遺族や会葬者が遺影の前に順次座って焼香していく形式。)

1)霊前に進む

2)遺族に一礼

3)祭壇に一礼

4)祭壇前まで膝行(膝で祭壇前までひざがしらをついて進む)

5)正座で焼香(回数は宗派により、変わる)

6)合掌し祭壇から下がる

 

■ 回し焼香(遺族や会葬者が座った状態で並んだ上で、香炉を隣の人にうつしながら順次焼香を行う形式)

1)軽く礼をして香炉を受け取る

2)祭壇に向かって礼をする

3)焼香する(回数は宗派により、変わる)

4)合掌して次の人へ渡す

by  Y

男性正式喪服

正式喪服を着る方は喪主・三親等までのご親族、世話役代表(葬儀委員長)です。

場合により親友・親しい知人も着る事がございますが、

通常一般会葬者はご親族より格上にならないように略式喪服のブラックスーツを着用します。

三親等以内とは故人からみて、故人の父母・祖父母、配偶者の父母・祖父母、故人の子供・孫、故人の兄弟姉妹、配偶者の兄弟姉妹です。

■ 「和装」

羽織…黒羽二重の五つ紋付き。紐は黒丸打ち組み。

袴…仙台平もしくは博多平の馬乗り袴

帯…博多織の角帯

草履…畳表で鼻緒は白か黒

足袋…白か黒

■ 「モーニングコート」(昼間のみ着用の為、告別式のみ)

ジャケット…黒の通常の合わせ。二重になる拝み合わせは慶事用です。

ベスト…ジャケットと共布の黒の襟付き

スラックス…黒とグレーのストライプ。ベルトはせずサスペンダー

シャツ…プリーツなしのシングルカフス

ネクタイ…黒無地

靴下…黒

靴…黒で金具のないもの。紐靴がベストです。

 

洋装の場合告別式のみモーニングコートを着るのが正式ですが、

ご親族であってもブラックスーツで通されるかたも多くいらっしゃいます。

by K

 

喪服の際の小物リスト

喪服の際の小物リスト

喪服のブラックフォーマルはご用意している方が多いかと思いますが、

意外に忘れがちな、なくて困る小物類があります。

あらかじめご用意しておいた方がよい物をリストアップ致します。

■  「日傘・雨傘」

必ず黒でなくてはいけない訳ではありませんが、1本あるといいでしょう。

悪天候でのお式もございます。

■  「ハンカチ」

黒か白の無地のもの。

涙や汗を拭う他、お食事中にお膝にのせるなどお使いいただけます。

■  「ふくさ」

紺またはグレーのもの。紫は慶事・弔事両方に使えます。

ちなみに香典袋を買い置きしておく事はあまりよくないとされています。

■  「サブバック」「風呂敷」

特にご親族の方は荷物が多くなる場合がありますのであると便利です。

■   「財布」

黒い小さいもの。

小さいバック入れられる、最低限のお金やカードが入る程度のもの。

■   「扇子」

黒のもの。真夏以外でも着慣れぬ喪服で具合が悪くなった時などお使いになれます。

■   「コート」

黒のロング丈のもの。

ウール地などで無地のものがよいです。

殺生を連想させる毛皮やファー、革製品はさけます。

黒の手袋やマフラーもあってもよろしいでしょう。

 

天候などにより必ず使う物ばかりではございませんが、お葬式以外でも使用することも出来るものも多くございます。ご用意をお勧め致します。

by K

末期の水

医師により臨終が告げられたとき、臨終の人に対して、家族が枕元に寄って順番にその唇に水を含ませることを「末期の水」あるいは「死に水」をとるといいます。

 これは仏教の教えからきた習わしで、冥土への旅立ちの際に、のどの渇きに苦しむことのないように、また、亡くなった人の魂を家族が呼びとめたいという願いがこめられています。

慌てずに、安らかな気持ちで故人の「末期の水」をとってあげましょう。病院で臨終を迎えたとき、末期の水は病院が用意してくれますが、最近は自宅に戻ってから行われたり、納棺の儀に行われたりすることが増えています。

■ 末期の水のとり方

死に水をとるには、新しい筆の穂先か割り箸の先にガーゼか脱脂綿を白糸でくくりつけたものを用意して、湯飲み茶碗の水に浸し、臨終の方の口を湿らします。

「末期の水」を行う順番は、一般的に故人と血縁の深い人が先に行うことになっています。夫が亡くなった場合、最初に妻が行い、その次に子供、夫の両親、夫の兄弟姉妹、知人・友人といった順番になります。

私の経験から、臨終の方が大病を患ってしまい、お好きな飲み物がしばらく飲めなかった場合、お水の替わりに、お酒・ジュース・お茶等を上げて頂いてもよろしいかと思います。お気持ちのまま、悔いを残さないようにして頂ければと思います。

by Y